もし患者さんに「腰が痛い」と言われたら・・・」
-腰痛に関するクリニカル・リーズニングと選択可能な治療手技を学ぶ

第2回MTFT講習会のお知らせ


  患者さんから「痛い」と言われると尻込みしたり、無視したりするセラピストがいます。「どうして良いかわからない」とか「その状況を変化させる自信がない」からです。
どうするか?簡単なことです。ある部位が痛いと言われたときには、それに対処する適切な方法を学ぶことです。
 「腰が痛い」と言われたら、いくつかの仮説を頭の中に持つ必要があります。単に「腰が痛い」と言われても、その「部位」も「痛みの性質」も「原因」も様々です。だから難しくもあるのですが、逆に頭の中にいくつかの有力な仮説を持っていて、それに対処する方法を持っていれば、その痛みを恐れずにアプローチすることができます。
 痛みはその時、その場で完全に治せなくても、少なくとも無視したり逃げたりすることはなくなります。患者さんの問題を正面から受け止めることで、患者さんからも信頼を得ることができます。
 MTFT(Manual Therapy and Functional Training)は、ドイツ生まれの総合的な痛みの改善と予防のためのアプローチです。軟部組織性や骨・関節などの様々な痛みに対する有用な評価やアプローチを身につけて、臨床でセラピストとしてすぐに自信を持って振る舞えるようになれます。
 今回のテーマは、「もし患者さんに『腰が痛い』と言われたら・・・」です。
 頭の中に有力な仮説をいくつか思い浮かべ、視診、問診、触診を通して痛みの部位や種類を確かめ、部位や痛みの原因にアプローチする過程に必要な知識、技術を学んでいきます。もし興味があればドンドン申し込んでいただけますようお願い申し上げます。

               記
開催日 2018年8月18日(土)-19日(日)
時 間 18日 9:00-17:00 19日 9:00-16:00
内 容 講習会内容 第2回 「腰痛の改善と予防」
    -腰痛に関するクリニカル・リーズニングと選択可能な治療手技を学ぶ
※昨年は、関節内機能を中心に行ったのですが、講習会後に受講者が現場で効果を出すのは少し難しいとの意見をいただき, 内容を見直しました。腰痛に関するクリニカル・リーズニングと共に、その後に選択可能な治療手技を学びます。昨年受講された方にも十分学ぶ価値のあるものです。
講 師 Matthias Schulte、勝波省三(通訳兼講師)
受講料 35,000円
場 所 広島県福山市引野町南1-6-45 福山医療専門学校
申し込み・問い合わせ メールにて①氏名 ②職種 ③職場 ④懇親会への参加の有無を記入の上、
西尾幸敏oyazin@outlook.jpまで御送付ください。

※徒手療法が全く初めてでも大丈夫!解剖・触診からアプローチまでとてもわかりやすく説明いたします。

講師紹介
講師 MatthiasSchulte 理学療法士(ドイツ)理学修士、統合マニュアル・セラピーMediABC認定インストラクター、国際PNF協会認定アドバンスインストラクター、頭蓋下顎障害コースインストラクター好きな日本食は「すし!焼き鳥!」、これまでに何度も来日している親日家です。
通訳・講師 勝浪省三 理学療法士(ごきげんリハビリクリニック)、国際PNF協会認定インストラクター、上田法国際インストラクター、マニュアル・セラピー;ドイツ筋骨格医学会認定インストラクター; Art & Science 代表(フェースブックで「セラピースクールA&S」と探してください。)好きな日本食「すし!お好み焼き!」