長崎県 第3回CAMR認定講習会 ベーシックコースのお知らせ
CAMR(カムル: Contextual Approach for Medical Rehabilitation)はシステム論を基にした日本生まれのリハビリテーション・アプローチです。学校で習う「問題の原因を探してそれにアプローチする」(原因解決アプローチ)に対して「問題発生の状況を理解して、その状況を変化させるアプローチ」(状況変化アプローチ)です。
学校で習う「原因解決アプローチ」は非常に有効な問題解決手段ですが、原因が不明だったり、解決困難だったりするとすぐに行き詰まってしまいます。一方「状況変化アプローチ」は問題解決に、原因を必要としません。そしてそれは皆さんの回りにいるベテランでやり手のセラピストが無意識に行っている方法にとても近いのです。
そんな「状況変化アプローチ」の治療方略を身につけることができれば、これまでとは段違いに問題解決能力が高まり、患者さんのパフォーマンスを改善したり、問題を解決したりすることができるようになります。
その結果、仕事が面白くなりますよ!(^^)
記
日 時 2018年6月2日(日曜日)13時00分-17時00分まで(受付13時00分から)
~6月3日8時30分~15時00分(受付8時00分から)まで
場 所 こころ医療福祉専門学校(長崎県長崎市上銭座町11-8)
「JR浦上駅 徒歩10分」駐車場は少ないとのことでできるだけ乗り合わせでお願いします。
対 象 理学療法士・作業療法士
募集数 30名
内 容 システム論を基にしたCAMRの基本的な考え方を中心とした講義5時間とそれを基にした技術(足場作り、探索、問題発生図)の実習4時間の計9時間です。
受講費 7,000円
その他 土曜夜には懇親会を予定しています。希望者のみ。料金別
申込み oyazin@outlook.jp まで。題名に「CAMR申込み」、本文に「氏名、職種、経験年数、職場、職場住所」を記入してください。
講師 西尾幸敏
講 師 西尾幸敏
Facebook : https://www.facebook.com/oyazinzin
CAMR Facebook page: https://www.facebook.com/Contextualapproach
講師紹介
・CAMR研究会代表、元国立呉病院附属リハビリテーション学院 理学療法学科教官、上田法治療研究会理事
・1991年10月から1992年9月までの1年間、アメリカのイリノイ大学に留学。ケシュナー助教授の下、システム論と課題主導型アプローチを学ぶ
・2007年よりドイツのニュルンベルクやブレーメンで開催された上田法講習会で「システム論を基にした治療方略」の講義を3回にわたり担当
・2015年より毎年ドイツから講師を招き、ドイツ徒手療法のMTFT(Manual Therapy & Functional Training)講習会を各地で開催している
・毎年の上田法治療認定講習会 アドバンス・コース講師
・現在、介護老人保健施設にてパートの理学療法士として勤務中 西尾幸敏 著 「PT・OTが現場ですぐに使える リハビリのコミュ力」(金原出版株式会社)(2017年2月発刊)